2015年11月14日土曜日

【国道の制限速度】 



スピード違反を取り締まっていた巡査
やたら速度の遅いクルマを発見し、かえって危険なため停止させた
 

中には80歳くらいの女性が5人乗っていたが
運転していた老婆以外は、みな目を見開き、真っ青な顔色をしていた


 
運転席の老婆は、不思議そうに尋ねた
 
「お巡りさん、あたしはいつも標識どおりの速度で走ってますよ。

今だって標識どおりの21キロで走ってたんですから」


 
 
 

 

 
 
 
 
巡査は事情を理解し、微笑みながら言った。
 
「お婆さん、あの標識の“21”というのは国道21号線という意味ですよ」


 
その言葉を聞き、老婆は恥ずかしそうに答えた。
 
「あれま、そうでしたか。それは失礼しました」


 
巡査は老婆に運転に気を付けるように言ってから、
一つ気になっていることを口にした。
 
「なぜほかの4人の方々はさっきから一言も喋らないのですか?

何だか全員放心状態のように見えますが」
 





 
 
 
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すると運転席の老婆が答えた。

「さっきまで、みんなで楽しくお喋りしてたんですけどね~。
 
     国道258号線に入るまでは」

 
 
 
 
 
 
 
引用 :  【閲覧注意】意味がわかると怖い話④【解説付き】

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